About

小さな小屋から世界とのつながりを感じていける場所。

それが、【つどい小屋 おから亭~OCARA..TEY~】です。

 

1杯のコーヒーを通して「知らなかった世界」を知り、つながる機会を得る。

そんな「きっかけ」を提供できる場所を目指しています。

子どもの頃、母が繰り返し口にしていた言葉。

「困ったときに何かしてもらったら、うれしいやろ。うれしいんやったら、人にもしてやり」

この言葉を胸に、2019年8月、フェアトレードコーヒーを楽しんでもらう場所として「おから亭」をオープンしました。

 

ここでは

・フェアトレードで社会とつながる!

・地域の人と人がつながる!

・知らなかった世界とつながる!

 

そんな地球上の「つながり」を大切にしていきたいと考えています。

 

***なぜ” おから ”なの?***

見向きもされず捨てられるモノたちの「価値」を伝えたい!から。

 

小学生の頃、友達に「” おかだ ”の” だ ”が言いにくいから” おから ”にしよっ!」と言われ、私は” おから ”と呼ばれるようになりました。

最初はいやで仕方なかった” おから ”という愛称も、呼ばれるうちに愛着が湧いてきて…そしてある日、気がついたのです。

「豆腐のかす」だと扱われてきた「おから」は、今や世間で話題の健康食品の1つ、注目のスーパーフード。これまでは捨てられ、

注目されることがなかった廃棄物も、実はすばらしい価値を秘めていて、その価値を伝えることでまた新たな魅力を生み出すことが

できる。

これが、自分のやりたいこと(eco活)だ!

 

 おからのように、知られないまま棄てられゆくモノの価値を、多くの人に伝えていきたい!伝える勇気を届けたい!という意気込みで、

 

『 おから亭~ocara..tey~』という名前をつけました。

 

***なぜ” フェアトレード ”なの?***

私たち一人ひとりには、地球を守る「力」があることを知って欲しいのです。

 

 フェアトレード(Fair Trade)を直訳すると「公正な取引」という意味になります。つまり、コーヒー豆の公正な取引が行われていないのが現状なのです。

発展途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することを通じ、立場の弱い途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す運動である。

需要や市場価格の変動によって生産者が不当に安い価格で買い叩かれ、あるいは恒常的な低賃金労働者が発生することを防ぎまた児童労働や貧困による乱開発という形での環境破壊を防ぐことを目的としている。( Wikipediaより抜粋 )

 

安すぎる労働賃金、無収入、または児童労働や人身売買など劣悪な環境で働かされている問題を知り、あまりにも深刻な問題にこれまで目を向けてこなかったこと、知らなかったことへの罪悪感を覚えるようになりました。

身近なところから小さな支援ができたら…と考え、フェアトレードコーヒーの取り扱いを決めました。SDGs(持続可能な開発目標)は決して他人事ではありません。

 

私自身、最初は「企業の課題でしょ?」と思っていました。しかし、学びを深めるうちに、企業だけの問題ではないことに気がついたのです。私たち一人ひとりにも、できることはある。私たちの日常の選択一つが、世界の環境改善につながっていくことを知って欲しいと考えています。

***つどい小屋ってなぁに?***
地域に暮らす人々がご縁をつないでいける、安心安全な交流の場です!

東日本大震災の被災地でボランティア活動に参加した時に、被災者の方に教えていだいたのが「地域コミュニティの大切さ」でした。

挨拶ができる関係。安心の居場所。これらが有事の際に大切なのだそう。
しかし、コロナ禍において、人との距離は離れる一方。このまま心の距離まで離れていってしまいそうです。こんな時だからこそ、できる対策を実行しながら、「人が集い、つながる場所」を提供していきたいと思っています。

また、チャレンジの芽を応援することも、おから亭の大切な役割。これから新しいことを始めたい、自分のビジョンに向かってスタートしたい方に向けて、活動場所の提供を行っています。

女将自身も、この小さな小屋からチャレンジを始めています。自分ができること、喜ばれることで、どんどん笑顔のつながりを広げていきましょう!

 

+++つどい小屋 おから亭の理念+++

自分にできることで、世界を笑顔でつなげていけること。

 

近江商人の言葉で「三方良し」という言葉があります。

 「買い手よし、売り手よし、世間よし」

 誰かが「独り勝ち」するのではなく、働いている人にも正当な賃金が支払われ、消費者には安全で、美味しいコーヒーが届く。

そして世界が笑顔でつながっていく。そんな「三方良し」が、おから亭のモットーです。

「安い」商品の裏には、安い賃金で重労働を強いられている人々の犠牲があったことを知ってください。

 まずは、知ること。知らなかった世界とつながること。

 知って、買うときにちょっと意識するだけでいいのです。

生産者・消費者・世の中全ての人にメリットがあり、全ての人が幸せを感じられる。

そんなお買い物の仕方を提案していきたい、そう思っています。

 

*つどい小屋 おから亭* が書籍に掲載されました❣(感謝)

KOYA LIFE Vol.004

(小屋ライフ)

発行日:2019.10.25

徳間書店

 

 

小さく始めて夢を叶える

女性ひとり起業スタートBOOK

著者:小谷晴美